10.11.2012

発言力

日頃の行いが発言力に反映する。

例えば会社においてなどは発言力は周囲の評価に依存する。同じことでも
いつも遅刻欠勤する人が言うのと
無遅刻無欠勤な人が言うのでは
説得力がまるで違う。
無遅刻無欠勤>真面目>誠実という評価が周囲に確立されているからだ。

さらに発言力を高めたいなら、効果的な方法がある。
人の評価を下げるようなことを絶対に口にしないことだ。
つまり悪口、陰口の類い。
これを口にしないことで、恐ろしいほどの効果がある。
誰からも信頼される。
果ては重要な決定を委ねられ、それを意のままにできる。
この人が言うなら、と周りは取り立てる。

日常において不満を持たずまた持ってもそれを口にしないということは非常に難しい。
その難しいことをやってのける精神力というのはかなりのものだと想像できると思う。
信頼される人というのはそういう人だ。
他人ではなく己をみつめて黙々と任務を遂行する人だ。
にこやかでなくても、親切でなくても、周囲は自然に認めていく。

逆に言うと、他人からどう見られるかばかりを気にして、ほめてほめて俺あいつよりできてるよほら、という人は信頼されないし発言も軽く取られる。

悪口を口にしない、と書いたが、例えばFacebookやTwitterでも同じことだ。
どこかでポロリと不満が出た瞬間、堤防は決壊する。
誰も見てない、誰も聞いてないと思ってはいけない。

自分が見ている。自分が聞いているのだ。


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